院長室から
子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス)の効果と、接種を受けるにあたっての注意 2010年05月18日(火) | 院長室から
子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」の効果
★ サーバリックスは、HPV 16型および18型に対する抗体を体内で作らせるためのワクチンであり、これを接種することによりHPV 16/18型感染による子宮頸がんや異形成の発症を予防することができます。
★ 予防効果は70%以上と報告され、しかも理論的には、接種してから20年ぐらいは効果が持続すると考えられます。(データとして、6~7年は異形成の発症を100%予防できることが確認されています。)
ワクチン接種を受けるにあたっての注意点
1.16/18型は最も子宮がん発症リスクの大きいHPVではありますが、16/18型以外の
発がん性HPVの感染は、このワクチンでは予防できません。
したがって、ワクチン接種後も、定期的なガン検診は必要です。
2.接種時すでに発がん性HPVに感染している人については、ワクチンを接種してもウィルス
を排除できませんし、すでに発症している病変を治療したり、その進行を遅らせたりする
こともできません。
3.ただし、16型(18型)に感染している人でも18型(16型)に対する予防効果は期待でき
ます。 また、すでに感染している人にワクチンを接種した場合でも、病変を進行させたり
することはありません。
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