院長室から
妊娠と新型インフルエンザ ~2009.9 update~ その1 2009年09月02日(水) | 院長室から
このコーナーを昨年12月に始めた時、まず最初に取り上げたのがインフルエンザの話題でした。この間、新型インフルエンザの脅威が新たな問題となり、妊娠中に感染すると重症になりやすいということが大きく取り上げられるようになりました。
そこで、妊娠中の方が注意すべきポイントを挙げます。
<インフルエンザの症状>
38℃以上の発熱、咳、のどの痛み、鼻汁、関節痛など
<妊娠への影響>
*妊娠中にインフルエンザにかかると、重症になりやすい (肺炎などを起こしやすい)
*糖尿病、喘息、心疾患、肺疾患などのある方は、とくに重症になりやすい
*発熱に伴って、早産が起こりやすくなる可能性がある
<治療の原則>
*上記の理由から、ちゅうちょせず、できるだけ早いうちから(場合によっては検査結果が
出る前から)治療を始めることが大切です。
*発症後48時間以内に薬(タミフルまたはリレンザ)を始めると、重症になるのを防いで
くれます。
*この薬は、おなかの赤ちゃんに対する影響はないと考えられているので、どの週数でも
使えます。
*授乳中も同様です。
*インフルエンザ患者と濃厚接触した場合(感染した人のすぐ近くに居合わせたり、閉ざさ
れた空間の中で一緒に過ごした場合): 予防的に服薬してもよい
<受診先について>
* 地域の一般病院に電話をして、症状と妊娠中であることを告げ、受診時間や方法の
指示を受けて下さい。
(平素から、もしもの場合に受診する病院を決めておくことが推奨されています。)
* 他の妊婦さんや新生児への感染を防止するためにも、症状が出てから1週間は外出を
避ける(産科受診も見合わせる)など、ご協力をお願いします。
※ 詳しく知りたい方は、日本産科婦人科学会ホームページ(http://www.jsog.or.jp)等も
ご覧下さい。
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